ADRA Japan「ベトナム便り」

医療者の日

ベトナムには「医療者の日」というものがあるらしく、政府関連の医療に関わる人たちの一大イベント。何をするのかというと、カオバン中の関係者が町のホールに集まって歌とダンスを披露する。カオバンでこんなにアオザイの人を見たのは初めてかも。。。

それにしてもベトナム人って芸達者!?出てくるのは普段医療関連の職に就いている人だから、もちろん素人ばっかり。1人で歌う人、グループでダンスをする人(ベトナムの伝統的なダンスからちょっと現代っぽいものまで)など色々だったけれど、歌はみんなけっこう上手。外国人ってことで一番前に座らされちゃったから、ひどいスピーカーの音で疲れたけど、芸そのものは楽しめました。

そしてADRAのスタッフも登場!カオバンの母子保健センターのグループに入って、歌&踊りを披露していました。練習時間約1週間強らしいけれど、なかなかの出来でした。やはり若い人は薄ピンクや白などの淡い色のアオザイが多くて、それが華奢な体によく似合う。中年女性になると濃い色(緑や臙脂、紺など)が多くて、素材もベロアを使用したりして重厚感がありました。

医療者の日の踊り 医療者の日(閉会)

  1. 2007/02/26(月) 23:19:36|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

新年休暇最終日

長いと思っていた休暇も最終日。何だかあっという間だった。最近暑くなってきたせいか部屋にも蚊が増えてきて、そろそ蚊帳を張らないと。

よくまぁ休み中に毎日予定があると思うけれど、今日もスタッフのノンの家でお昼ごはんでした。その後はこの前行かれなかったスタッフの家を訪問して夕方に帰宅。

今回の休み中にスタッフほとんどの家に行ったので、誰がどこに住んでいるかが分かっておもしろかった。家も最近建てられたきれいな家から古い木造の家と様々。そして家に行くまでに急な坂があったりして山岳地帯なんだなぁと実感する。

  1. 2007/02/21(水) 22:10:37|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

新年四日目

昨日スタッフのフエを訪問した時、ホア・アン郡にあるパゴダ(お寺)に行こうという話になり、午後から出かける。目的地まではバイクで1時間程度。気温も少し暑いくらいで天気もよく、ドライブには最適の日だった。田んぼの稲もすっかり刈り取られていて、夏とは全然景色が違う。

お寺は入口付近にいくつか屋台があり訪問者は絶え間なくいたけれど、規模は小さい。最初に、外で線香とおふだ(中に偽者の札が入っている)を購入する。用意してきた果物とお金を供えて、自分の名前・住所・生年月日・願い事を唱える。そして線香の束に火を付けて、中にある仏像に数本ずつ供えていく。中はすごい線香の煙で真っ白!(下写真)。おかげで出てきたときは涙&鼻水・・・。そして線香と一緒にお金も供えていく。200〜500ドン(15〜40円)札を仏像の手にのせるか入れる。

パゴダの中2 パゴダの中1

それが終わると次はおみくじ。棒の入った筒を斜めにして振っていき、棒が1本落ちたらその番号を見て、外の屋台でその番号の紙を買う。日本の様に「吉」「凶」などはなく、仕事・結婚・家族など分野に分かれて運勢が書いてある。

最後におふだを燃やして終わり。帰り際に最初に供えた果物の一つとパゴダの中に飾ってある花(バラ)を1本もらってきた。何だか日本と似ているような似ていないような・・・。

夕食は14日にタイの家で作ったバイン・チュンを食べることに。再び写真を撮ったので紹介します。(作り方は2月14日を参照)

バイン・チュン バイン・チュンの中身

自分で作ったのを食べられるのはやはりうれしい。エリカがアメリカのラジオを聴いていた時に、バイン・チュンの保存方法が話題になっていたそう。カリフォルニアの保健医療関係者は食品の安全のために冷蔵保存を呼びかけていたが、アメリカのベトナム人に言わせると冷蔵保存するともち米が硬くなるので反対だそう。しかもベトナムでは数百年前から伝統的に安全に食べられてきたから大丈夫とのこと。

ちなみに私たちはベトナム流で保存中。とりあえず今日は大丈夫でした。さて、あと4つあるけどいつまでもつかな。

  1. 2007/02/20(火) 22:31:33|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

新年三日目

今朝は早起きをして午前中にスタッフの家を訪問して周る。やはり連絡もせずに訪問をするが、今回は留守のスタッフもいた。それでも家が空っぽということはなくて、家族の誰かがいるのでその人が飲み物やお菓子を出してくれてしばし歓談。しばらくして本人が帰ってこなければ、お土産(お菓子や果物)を渡してお暇する。

昼食はスタッフのアインの家でいただく。実はアインは数週間前に夫が交通事故に遭い腕と足を骨折してしまった。彼はハノイの病院に運ばれたが、今は自宅療養中。お正月だから訪問客の対応と夫の世話で大変そうだけれど、そんなアインを助けるように高校生の長女がよく働いていた。自分の高校生の頃を考えると・・・、関心関心。

午後はザンの友達が再び集まり、今日は高校時代の先生の家を訪問するというので一緒に行くことに。かつての同級生が10人くらいで先生の家を訪問してまわる。そして婚約者を連れて行く人もいれば、同僚の外国人(私たち)を連れて行く人もいる。

ザンの先生の家

2時頃から始まり6時過ぎまで続いた教師めぐり。今日は朝も早かったし、分からない言葉が周辺で一日中飛び交っているのはさすがに疲れた。

エリカと話したことだけれど、高校時代の先生に毎年挨拶しに行くなんてちょっと信じられない。アメリカでは在学中にも先生の家を訪問することもないそう。うーむ、確かに日本もそうだなぁ。今で連絡とっている小中時代の先生はいるけれど、同窓会で会う程度で家に行くことはない。でも先生としては教え子がワイワイと来てくれるはうれしいだろうなぁ。

  1. 2007/02/19(月) 22:02:06|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

新年二日目

今日は夕食にザンの友達の家に招待されていたので、6時頃に彼女の家におじゃまする。今はお母さんと二人暮らしの様で、そのお母さんが外国人が来るのが初めてということで大興奮!娘に教えてもらった英語を使おうと「Hello!」「Good bye!」と一所懸命話してくれてかわいかったなぁ。

料理はベトナムの正月料理。先日紹介したバイン・チュン、茹でた鶏肉、春雨スープ、ソーセージ、大根の漬物などたくさん。

夕食 ザンの友達の家

ベトナムではいくつかの料理をみんなでシェアして食べるけれど、招待された時などは有無を言わさず自分の茶碗にどんどん食べ物が入れられる。最初に自分で取ってお腹いっぱい食べてしまうと、その後から後から追加されるので、食べるペーストや量は調節しないといけない(笑)。

  1. 2007/02/18(日) 23:05:26|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

明けて元旦

大晦日の昨日は通訳のザンの家で夕食をいただき、そのまま新年が明けるまで居座っていました。テレビにはハノイ・ホーチミン・フエなどの都市で年明け瞬間の花火を待つ人ごみが映されていたけれど、ここカオバンでも少ないながら小さな花火が上がりました。

元旦の今日は特にお呼ばれはなかったけれど、ザンの高校時代の友達が集まるということで、それにエリカと同行することに。昼の2時に家を出て、友達の家を訪問して周り一体何軒行ったことか・・・。訪問された人はそこから参加をして、一緒に友達の家を周る。

不思議なのが、人の家に遊びに行くのに事前に連絡もせずにいきなり訪問。まさに日本の一時代前の「〜ちゃん、あーそーぼー。」という雰囲気。家に着くと中に通されて(大抵の家は玄関を入るとそこがリビング&ダイニング)、お茶やお菓子が出てきて歓談が始まる。そしてしばらくすると席を立ち次の家へ。

そしてさらに不思議なのが訪問先が留守ってことがない。数人のコア・メンバーは昨日から予定したみたいだけど、途中で「次はどこに行こうか。」なんて話もしていたから、きっと知らなかった人もいるはず。でも高校の同級生が近所に住んでいて、こうやってお正月にワイワイ集まるのっていいなぁ。23〜24歳の女の子たちだから、そろそろ結婚する友達もいて、きっと今が独身最後の自由な時間を楽しめる時なんだろうな。

そんなこんなで家を出てから中途半端に果物やお菓子を食べ続けて、帰宅したのが6時頃。今日はお昼もちゃんと食べてなかったから、夜は軽めにパスタを作って元旦は終了。

  1. 2007/02/17(土) 21:21:08|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

大晦日

今日は旧暦の大晦日。ここ数日、街はお正月準備でにぎわっており、特に食べ物を売るマーケットはごったがえしてます。例えるなら、年末のアメ横状態!?マーケットの外の道路まで行商人が店を広げて大混乱(左下写真)。そしてお正月には桃の花を飾る習慣があり、通り一面に桃の枝を売る人々が出現(右下写真)。おもしろいことに桃の枝売りたちは昨日と今日の午前中しかおらず、午後には跡形もなくいなくなりました。

路上マーケット 桃の花

そしてもう一つ、小さなみかん(?)を付けた木もたくさん売られていました(左下写真)。これもやはりお正月の飾りの一つみたい。実の付いたクリスマスツリーみたい(笑)。そしてこれをバイクで運ぶ親子(右下写真)。この木も今日の午後にはすっかり姿を消していた・・・。

花とみかんの木 木を運ぶ親子

夕方にマーケットに買い物に出かけた私は、桃の枝もみかんの木も写真に取りそこなってしまったので、上の写真はほとんどエリカがくれたもの。話を聞いたところ、午前中のある時間まではいたのに、家に戻りしばらくして出かけたらいなくなっていたらしい。その間、約45分だったそう・・・!驚きです。

  1. 2007/02/16(金) 20:24:04|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

バイン・チュン作りに挑戦!

2月16日はベトナムのお正月。中国の様に旧暦を使っているベトナムは、今まさに年末モード。仕事は明日から休みだけど、結婚して家族を持つスタッフはお正月準備のために今日も休みをとっています。その中の1人、タイが伝統的なお正月料理のバイン・チュン作りに呼んでくれました。

仕事の後、6時半頃に家にお邪魔すると既にタイは準備を始めていました。材料はバナナの葉、もち米、緑豆、脂の多い豚肉(下写真)。

材料

最初にタイが作るのを見ていて、その後に私とエリカ(アリの後任スタッフ)も挑戦。最初にバナナの葉を適当な大きさに切り折り目をつけます。バナナの葉2枚を使って材料を入れる容器を作ります(左下写真)。コの字の形を2つ作りそれを合わせて容器が出来たら、その中にもち米→緑豆→豚肉→緑豆→もち米の順に入れます(右下写真)。そうすると真ん中に豚肉、その外側に緑豆、もち米というバイン・チュンができます。

容器を作る 中身

材料を入れ終わったら、それを包んでいきます(左下写真)。中が包み終わり直方体になったら、バナナの葉をもう一枚使って更に包みます。包んだものを木の皮のヒモできつく縛ったら完成(右下写真)!

包む 完成

書くのは簡単だけど、作るはけっこう難しい。
上の完成品はタイが作ったものだから、縦横が平均的になっていてきれいだけど、私が作ったのは包む時に引っ張りすぎてバナナの葉に切れ目が入ってしまったり、平らにできなかったり・・・。

最後にこれを蒸して、全体に火が十分通り米が炊けたら完成。下の写真は、他の家で出されたバイン・チュン。蒸し終わってバナナの葉から出すと、葉っぱで米が黄緑色に染まってこんな色になります。(分かりにくい写真でごめんなさい)

葉から出すと・・・

ベトナムではお正月に食べる伝統料理のバイン・チュン。タイに聞いたら、もち米10キロ分作るそう。お正月中は食べ続けるのかな・・・。日本のお正月と似たところがあるけど。

ちなみにお味は、特に調味料を使っていないようなので特に味はない。もち米が水分と豚肉の脂を吸ってもっちりと炊き上がっておいしいけれど、けっこう脂っこいのいで胃には重い気がします。

  1. 2007/02/14(水) 22:45:33|
  2. 食べ物
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

家の建設

カオバン事務所の向かい(間に小さい公園みたいのがある)が現在建設中。前は1階にレストランがある建物があって、それが壊されて新しい建設が進んでいる。様子を見ていると3階建てのようだ。

建設現場 建築現場(拡大)

右の写真は左の一部を拡大したもの。作業を見ているとほとんどが手作業。セメントもバケツで3階まで引っ張り上げる。たまに早朝から深夜まで働いているから、労働基準法もあったもんじゃない。あんまり遅くまでガタガタされると、向かいの住人としては近所迷惑?って思うけど、こういう感覚もなさそう。

こっちの建物は基本的に作り方は同じ。日本みたいに木造or鉄筋、何とか工法もない。写真のように細い木で骨組みを支えてレンガを積み上げ、それをコンクリートで外から固めていく。各家の違いは、ペンキの色とか概観のデザインの微妙な違いくらい。

地震大国出身の私としては、こういう建築見てるとおっかなくてしょうがないけれど、こっちは地震はないみたいだからこれでいいのかな。地震よりも台風が多いから、政府が推奨したコンクリートの家ばっかりらしいが、台風で屋根だけ飛ばされるとか家の中に湿気が溜まってしょうがないという問題もあるという話も聞いた。

  1. 2007/02/13(火) 11:42:45|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ベトナム家族事情

フィリピンに出張に行って考えたこと。ハノイの街を歩いてもあんまり見かけないんだけど、ベトナムにストリートチルドレンっていないのかな?昨日の朝のミーティングでこの疑問を挙げてみると、カオバン・スタッフから色々なインプットをもらった。

親の離婚の後、義母や義父からの家庭内暴力を受けて施設に入る子供も少ないとのこと。カオバンの町にも施設があって、親の離婚、両親の出稼ぎで祖父母家庭にあずけられたけど祖父母が貧しくて面倒を見られなくなった、両親が亡くなった、などの理由で来る子供が多いそう。
そこでは両親が亡くなった子と、親の離婚で来た子との生活態度は全然違うとのこと。

ストリートチルドレンって都市化したところに多い。カオバンも田舎のほうは家族・近所の繋がりが強くて、子供はみんなで面倒見るというような雰囲気があるけれど、町に来れば来るほど家族の問題が増えてくる。田舎の方が生活は貧しいけれど、より人が人らしい生活をしていると言えるのだろうか・・・。


  1. 2007/02/10(土) 11:05:07|
  2. 仕事
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

冬のカオバン

ベトナムは南北に長い国。東南アジアにあるからといって、決して常夏ではありません。北部に位置するハノイは日本ほどではないけれど四季があり、冬にはそれなりに寒くなります。更に北にあるカオバンの冬はもっと寒い。たぶん気温は10〜15℃くらいだけど、室内はドアや窓の隙間やタイル張りの床も影響して、体感温度はけっこう低い。

というわけで今日は季節と天気の違いをちょっと紹介。夏と冬の写真を比べてみましょう。
左の写真が7月にカオバン事務所の部屋から撮った町の写真。そして右が同じアングルで今朝撮った写真。ちなみに今日はすごい霧で肌寒い。

7月のカオバン 2月のカオバン

あらためて写真を比べてみると、知らない間に木の葉が散ってるんですねー。ちょっとビックリ。休暇とフィリピン出張で一番寒いといわれている12月末&1月はカオバンにいなかったのですが、こっちの冬は基本的にこんな感じで曇りの日が多い。その上寒いし、ちょっと気分も沈み気味になりそう・・・。

さてさて、次は以前にも紹介したバンゾック滝の比較です。この滝が一番きれいだといわれているのは水量が増える雨季(5月〜9月?)。全く同じアングルの写真がなかったのですが、左が8月に行った時。そして右が今週の火曜日に行ってきた時の写真。

8月のバンゾック滝 2月のバンゾック滝

滝の水量の違いが分かりますか??右の写真で人が立っている岩は雨季には見えなかった気もする・・・。こちらは普通の木とは逆で、水が少なくなる乾季に岩の緑が増します。でもやっぱり滝は水量が多いほうが迫力があってきれいかな。

気温や天気は変化するのに、冬でもマンゴーやスイカを売っているのもおもしろい。南部から来るんだろうけど、やっぱり冬はみかん!カオバンで売られてるのは中国製だけど、よく食べてます。

  1. 2007/02/09(金) 11:34:41|
  2. 生活・文化
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

Safe Motherhood Meeting

3日前にハノイに戻り、昨日再びカオバンにやってきました。最近の寝不足&疲れもあってか、車酔いの薬を飲んだらカオバンまでの約7時間、ほとんど車で寝たりうとうとしたり・・・。一緒に来た新しい通訳の子は、昼食後にひどい車酔いでかわいそうだった。いやー、本当にベトナム人は車に弱い。

今日は朝から町の中心にある人民委員会の建物で、母子保健に関する報告会議が開催されました。各郡の郡病院の院長、保健局長などが集まり、2006年の母子保健に関する報告と妊産婦死亡の事例報告がおこなわれました。中央の保健省からは母子保健プロジェクト担当者も来ており、妊産婦死亡の事例報告に対して「具体的な死因が分かりにくい」「情報が少ない」など、色々アドバイスをしていました。

会議の準備や議論の運び方は別として、これだけの人が集まって母子保健向上のために真剣に情報交換がされているところを見ると、しっかりとやることはやっているのね、という印象を受けます。でもカオバンで状況改善が難しいのは、ベトナム語が分からない少数民族が多いこと、彼らの教育レベルが低いこと、政府の予算もなくて大規模な事業が展開できないことなどがあります。

久しぶりに9月のアセスメントでお世話になったBao Lac、Bao Lam郡の方々にも会うことができて、再び現地の状況を思い起こしました。さて、またしばらくこっちに腰を落ち着けてがんばらないと。

  1. 2007/02/01(木) 19:49:09|
  2. 仕事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0