「妊産婦死亡率」という言葉を知っていますか。
年間妊産婦死亡数/年間出産数(又は出生数)×100,000=妊産婦死亡率
式を見てお分かりの通り、年間に出産をした妊産婦100,000人の内、何人が死亡しているかという統計です。死亡理由は合併症や出産時の出血多量など、妊娠・出産に関係するものです。
今、ベトナムの妊産婦と新生児の健康について情報を集めているところですが、「じゃあ日本はどうなんだろう?」と思い調べてみました。
厚生労働省のホームページに統計がありました。
昭和30年(1955年):178.8
平成16年(2004年):4.4
この数字を見て、皆さんは何を思いますか?きっとそれぞれでしょう。50代以上の人は「そんな時代だったな。」と思い出すかもしれないし、若い人は「今とそんなに違うなんて。」と思うかもしれませんね。
それじゃあ、私がいるベトナムのCao Bang省はどうでしょう?
2002年に保健省がおこなった調査によると、「411」。
ベトナムの中でも群を抜いて高い数字です。さっきの日本の数値と比べると、1955年よりもだいぶ多いですね。もしかしたら1955年の日本は県別に数値を比べたら差があるかもしれませんが、Cao Bangの数の多さには驚かされます。
日本でも観光地として有名になってきたベトナム。多くの観光客が訪れて都市が発展してきているのも事実ですが、地方のこの状況も事実です。
- 2006/08/31(木) 00:25:02|
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昨日に続いて食べ物の話題。
今日はスタッフがなぜか午前中と午後の2回も「おやつ」を買ってきました。
午前中に食べたのが下のドーナツと饅頭(?)。ドーナツは外側は米でできてるのか、モチモチしていておいしい。中には緑豆の甘いあんが入っていて、外側は砂糖がまぶしてあるので、イメージとしては日本の餡ドーナツ?
右の白いのは、やはり外は米からできているやわらかい餅で、中には甘いゴマっぽいペーストがはいっていて、これもおいしかった。

午後のは、小さな肉まんみたいなの。名前は「バイン・バオ」と教えられました。
外側は中華まんと同じようなやわらかいパン。中身は2種類あって、キクラゲなどが入ったおかず系と緑豆のあんが入った甘い系。(写真に失敗しました・・・)これもどっちもおいしい。

どこにいても、おいしい間食は幸せ♪
- 2006/08/30(水) 23:53:23|
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久しぶりに今日は食べ物の話題。
Cao Bang事務所ではたまにスタッフが一緒にお昼を食べるようで、今日がその日でした。1階の台所の床にござを広げてみんなでわいわい食べるのも楽しいものです。
下の写真が今日のメニュー。ブンという米粉から作られる麺に甘酸っぱい汁をかけて食べます。日本だとフォーが有名ですが、フォーも米粉から作られる麺の名称です。ちなみにベトナムでは牛肉が入ったフォー・ボー(牛肉)が主流です。

おかずは揚げ春巻き。中身はひき肉とキクラゲなど色々。具をライスペーパーで包み揚げたもの。日本でベトナム料理といえば「生春巻き」を思い浮かべる人も少なくないと思いますが、家庭料理では揚げ春巻きの方が一般的のようです。日本で食べるような「生春巻き」はハノイのレストランでしか食べたことがありません。
- 2006/08/29(火) 21:46:22|
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これから調査(ニーズ・アセスメント)を始めるために、Center of Reproductive Healthに行ってきました。目的は、病院やクリニック訪問時に使用予定の質問表のチェックをしてもらうことと、Cao Bangの各地で調査をするための許可をもらうこと。
質問表は今週中にチェックをしてくれて、金曜日には返事をもらえることになっています。
調査の許可ですが、これがちょっとややこしい。ベトナムの政治体制は共産党一党独裁の社会主義ですが、一つの事を始めるのに色々なところに書類を提出して許可をもらわないといけません。ある意味、きれいに縦割りになっているので、分かりやすいとも言えますが。
Cao Bangの3つの郡で調査を計画中ですが、その内2つはADRAが活動を実施していない場所なので、最初に省(日本で言うと県)のDepartment of Foreign Affairに外国人が訪問するための書類を出す必要があります。その後、省の保健局に書類を出して、その下の郡の人民委員会と保健局にも許可を得ないといけません。さらに、郡病院とコミューン・クリニックだと管轄が違うらしい。
提出書類に訪問日を記入する必要があるので、いつどこに行くかの計画を立てているところ。あー、ややこし。でも、決して訳が分からないシステムではないので助かります。
- 2006/08/28(月) 20:21:31|
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今日は一日中停電。
停電になると屋上のジェネレーターが自動的に動き出します(写真は7/16参照)。でもこれが本当にうるさい。今日は7時頃から動き出して、それで起された後は、うるさくて二度寝ができないから休日なのに起きることに。おかげで頭はボーッとしてました。
この停電、結局夜の6時まで続きました。計画停電でしょうね、きっと。地元のテレビも新聞も見ない生活をしている私たちは、知る由もありませんが。
日本でも昔はよく停電をしていたと聞くので、ベトナムの地方都市は昔の日本という感じでしょうか。
そうそう、夜に寝ようとしたら外で「ガシャー!」とすごい音がしたので「あ、事故だな。」と思っていたら、後で窓から見てみたらすごい人が集まっていて驚きました。どうやら大きな事故だったみたいです。
窓から見てただけだから詳しいことは分からないけど、不思議だったのが警察らしき人がいなかったこと。近所の人たちが出て来て「あーだ、こーだ。」と話をしている様子だったけど、制服を着た人は見当たりませんでした。
そして、しばらくすると人だかりは消えていました。解決したのか、見物人がいなくなっただけなのか・・・?
- 2006/08/27(日) 22:20:26|
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この週末はCao Bang事務所に一人。
Aliは来週からの休暇をタイで過ごすため、今朝5時にバスに乗ってハノイに向かいました。4月に1ヶ月ほど休暇でアメリカに帰国していた彼女だけど、そろそろ休みを取らないと限界(!)状態になってきたみたいで、タイで約1週間の休暇をとる事にしたみたい。
「一緒に来る?」って言わて「ぜひぜひ。」と言いたいところだったけど、10月には一時帰国を予定しているし、その前にやる事がたくさんあるし、有給も使っちゃうし、と考えて今回は遠慮しました。
その結果、この週末は同居人もいなくて独りです。ハノイだったら出かけるところもあるけど(今までは暑くて出るのも勇気が必要だったが)、Cao Bangは行ってもマーケットくらい。しかも地図がないから道が分からない・・・。というわけで、今週末はのんびーり家で過ごすことに。
- 2006/08/26(土) 23:56:02|
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午後に、ADRAベトナムのプロジェクトで「フォーカス・グループ・インタビュー」が行われました。「フォーカス・グループ・インタビュー」とはある特定のテーマに対して関係する人たちを数人呼んで色々意見を出してもらうことによって、現地の状況や人々の必要性にに関する情報を集める方法です。
今日はCao Bangの町に住む学校に通っていない若者(17〜20歳)5人に来てもらいました。

驚いたのはタバコの話をしていた時。
参加者は男子4人、女子一人でしたが、その4人の男子のうち3人は日常的に喫煙をしています。
そのうちの一人は8歳からタバコを吸い始め、18歳にして何と喫煙暦10年!家族も友人も喫煙者なので止める人もいないし、禁煙も難しいそうです。もう一人の喫煙者(19歳)も、友人の影響でタバコをはじめたとのこと。
その他、リプロダクティブ・ヘルスに関する情報ももっと必要だという意見も出ました。家族にはもちろん友達にも相談しにくい内容なので、知識を得られる場所がないようです。
現在、プロジェクトでは学校、青年団、婦人会をパートナーに活動を展開中です。そのため学校に通っていない若者たちを活動に取り込むのが難しい状態です。7月より3年目に入ったプロジェクトでは、良い効果が出てきていますが、活動をより多くの人に広げていくことが必要ですね。
- 2006/08/22(火) 22:45:10|
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Aliが土曜日に英語を開いているのは前に紹介しましたが、今日から通常のクラス以外にプロジェクトのローカルスタッフを対象にした英語教室をはじめました。というわけで、土曜日の午後と夜に英語教室が開かれています。
どうしてスタッフ対象の英語教室を始めることになったかというと、プロジェクトの人事の問題が関係しています。実は現在、プロジェクトのローカルスタッフの数人は、行政のリプロダクティブ・ヘルス・センターや予防医療センターから出向で来ています。出向されているスタッフはすでにセンターでの業務経験があるため、現場の状況も良く分かっているし行政関係に人脈もあります。しかし所属はプロジェクトではないため、センターから声がかかれば元の職場に戻らなければなりません。
出向以外のスタッフも、以前に行政関係の仕事に応募をしてその時に欠員がなかったためNGOで仕事をしている人もいます。彼女たちは将来行政の仕事に就きたいと希望しています。たとえNGOの方が何倍も給料が良くても、将来の安定を求めて行政の仕事を望む人が一般的です。
こちらのプロジェクトとしては、いつスタッフが抜けてしまうかどうか分からない不安定な状態。実際にここ数ヶ月で、一人がセンターの仕事に戻り、一人が産休。そしてもう一人に行政からの誘いがありました。
突然スタッフが減ってしまうとプロジェクトも大変。新しい人を雇えばいいと思うかもしれないけど、また最初から研修をさせて1人前の仕事ができるまで育てないといけないのです。NGOとしては、「どうしたらいい人材を組織に残しておけるか」は重要なポイントです。
その答えが出たわけではないけど、NGOで働くメリットとして「英語の習得」を考えたわけですね。ADRAをやめて他のNGOの職に応募するにも、やはり英語のスキルが必要。ADRAにいれば経験も積めるし英語の勉強もできるよ、ということで始まったのが夜の英語教室。昼間の一般的な会話と違い、NGOの仕事に関わる語彙の勉強をしています。
どうしてか、ちゃっかりCao Bang省の保健局の局長も参加してるけど(笑)。
仕事以外に土曜日に英語教室を2つも持っているなんて、Aliには本当に頭が下がります。土曜日なのに全然休めてないもの。こういう努力をしているからこそ、彼女はスタッフにも信頼されているし、Cao Bangの行政にも人脈を広げていけるのでしょう。
- 2006/08/20(日) 22:46:02|
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とはよく言うけれど、本当にこの言葉を実感した日。
昨日、Cao Bangの町で行われていた婦人会リーダーたちへのトレーニングの視察に行ったときのこと。会場となっていたホテルまで事務所まで歩いていって、ホテルの外階段を上ろうとしたときに「ツルッ!」と滑りました。地面にコケが生えていて滑りやすくなっていたみたい。
視察を終えて、帰りにまた同じ階段を下りてきたときにもやっぱり滑りました。しかも今度はしりもち・・・。気をつけてはいたんだけどなぁ。
そして今朝、マーケットに行くときにも道路のちょっとしたぬかるみで滑りました。これで3回目。まったく・・・。ビーチサンダルだから滑りやすかったのかしら。おかげで膝にはアザができちゃった。
先週は雨ばっかりで、週末は晴れているのに時々大雨が降るという変な天気が続いています。そして日本みたいにきれいな道路ではないので、大きな水溜りができたり、一部泥がたまってぬかるんだり。これからは気をつけよう。
- 2006/08/19(土) 17:15:00|
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今日、再びカオバンへやってきました。今回はドライバーと二人の移動。
実は先週、カオバン−ハノイを往復したから「また移動か・・・。」という気分でしたが、今回は本当に車の中で寝まくって意外と疲れずにカオバンにくることができました。
お昼にはローカル・レストランに入り、豆腐や鶏肉を「もっと食べろ」とドライバーにどんどんお皿に入れられ、ちょっと食べ過ぎたりもしたけど、のんびりとした雰囲気で16時半頃Cao Bang事務所に到着。
先週、この事務所の裏にある川が大雨のために氾濫して、事務所の1階が浸水しそうになりました。そんな理由もあって、1階においてあったプロジェクト用のTシャツやらパンフレットはみんな2階に避難。未だに2階の廊下と事務所に荷物が山積みになっています。
廊下に置かれたTシャツ(左)、事務所内に運ばれたパンフレットなど(右)

運ぶの大変だっただろうなぁ。みんなかわいそうに。
お願いだから、もう溢れたりしないでね。
- 2006/08/15(火) 23:15:58|
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日中、出張に出ていたスタッフがバナナとお米を現地の人にもらって帰ってきました。そのバナナが下の写真。

このかわいいバナナが枝にいっぱいくっついていました。「小さいねぇ。」と言っていたら、「そう。でもおいしいんだよ。」って。食べてみると本当においしい。中が普通のバナナよりも黄色くて、甘みが強く濃厚な味がしました。
日本では珍しいとおもったので、紹介してみました。
- 2006/08/12(土) 17:09:42|
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12日ぶりのブログです。
7月31日から三育学院短期大学専攻科の学生3人が海外実習のためのベトナムに来ていました。1週間の間にCao Bangを往復して、Cao Bangとハノイ両方で保健局、病院、クリニックなどを訪問しました。さらにADRAの事業の視察、ハノイの青年団との交流も行いました。
ADRAのスタッフとの意見交換(左)、青年団との交流(右)

3人+ADRAスタッフは昨夜ハノイを発ち、今朝無事に成田に到着しました。数日前にほとんどのメンバーが下痢などをして疲れが出ていましたが、昨日はみんな元気な様子で日本に帰っていきました。
期間中、多くの病院やクリニックを訪問して私も多くの情報を得て学ぶことがたくさんありました。やはり都市と地方の格差は大きいですね。地方のクリニックには水道さえない状態ですが、都市の国立病院には日本の小規模病院にはない最新機器が導入されていました。
そして、ベトナムは伝統医療(漢方、鍼灸など)が人々の中に根付いていることも分かりました。国立伝統医療病院は人々に愛されていて、そこでは診断・検査は西洋医学を使用して、症状によっては治療に伝統医療を使用しています。病院の中に入ると漢方薬のいい香りがしました。
バックマイ病院訪問(左)、国立伝統医療病院の薬局で漢方の調剤をしているところ(右)

3人の学生たちはベトナムにいる間、本当に積極的に現地の人と交流をしてベトナム語を覚えていました。私は外国語習得が苦手で覚えも遅いのですが、彼女たちのパワーに感心させられました。そして「またベトナムに来たいね。」という言葉を聞いて、心の中でほっとしたり。
今回も多くの方々にお世話になりました。ADRAベトナムのハノイ、Cao Bang事務所のスタッフ。ハノイの青年団の方々、青年団を紹介してくださったJICAベトナム事務所の方々。みなさま、ありがとうございました。
現地での受け入れは初めてでしたが、限られた時間の中で参加者に色々学んでもらえるようなプログラムができたのではないかと思ってます。
- 2006/08/11(金) 14:38:04|
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