ADRA Japan「ベトナム便り」

ホアビン省訪問

以前にカオバンの事業視察に来た青年海外協力隊のSさんが働くホアビン省に行ってきました。

家からハータイ省のバスターミナルまでバイクで行き、そこで強引に「このバスに乗れ!」とホアビン行きのバスに乗せられて約1時間半。カオバンへの道と比べるとかなり整備されていて、道も直線なのでスピードも出せるようでした。到着したらもうお昼近くになっており、ホアビンの街でJICA関係者とランチ。今まで食べたことのない料理も出てきて、楽しいひと時を過ごしました。

その後、ムオン族の村を訪問(左下写真)。といっても観光用に伝統的住居が残されている村で、入口からお土産を売るザオ族のおばあちゃんたちに囲まれました(右下写真)。

ムオン族の村 ザオ族の老女

村を散策した後どこかの家を訪問してお土産を買って帰るのが通常らしく、一番奥の家におじゃましました(下写真)。Sさんはベトナムに赴任して1年半以上になり、ベトナム語も日常会話は問題なし。ここでは子供の学校のことなどを聞きました。長女が今中学生だけれど、7km離れた高校に進学するためにはまず試験に合格しなければならず、学費も補修授業料を合わせると月に60,000ドン(約500円)必要だそうです。ハノイから100kmも離れていない場所でも田舎は貧しいですね。彼らは観光収入があるからまだいい方だろうけど。

ムオン族の家 ムオン族の家の中

その後、ベトナム最大というダムへ(下写真)。1980年代にソ連の支援で建設されたものです。ダムの貯水池はホアビン省と隣のソンラ省の境にあり、水は水門を通ってホアビン省へ流れるようになっています。

ダム 貯水池

そしてダムの横の丘を登っていくと、巨大なホーチミン像が。ベトナムで2番目に大きいそうで、一番大きいのはホーチミンの出身地であるゲアン省にあると聞きました。像からかなり離れて写真を撮ると、遠近法でホーチミンと握手しているように見えるということでやってみました(下写真)。かなりバッチリ撮れてるでしょう(笑)。

ホーチミンと握手

普段はカオバンとハノイの往復の生活なので、ちょっと遠出が出来てよかったです。やはり山岳地帯には変わりないし景色は似ているけど、何となくカオバンとは雰囲気が違いました。何が違うのか最後までわからなかったけど、天気もあるのかな。

  1. 2007/04/15(日) 22:15:38|
  2. 観光
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

民族学博物館

昨日ハロン湾でお世話になったガイドさんの薦めもあり、民族学博物館に行ってきました。実はベトナムは54の民族がある多民族国家。多数派であるキン族(ベトナム人)は主にハノイなどの平野・都市部に生活をしていますが、少し山岳地帯に入れば様々な民族が混在して生活をしています。

この博物館では、各民族の伝統的衣装や生活用品が展示してあり、外には実寸代で建てられた少数民族の家もあり、中に入ることができます(下写真)。ハノイの中にある博物館は小規模なものが多いのでそのつもりで行ったら、意外に広いし外もあるのでビックリ。

少数民族の家2 少数民族の家1

普段、カオバンで少数民族出身のスタッフに混ざり仕事をしているので、彼らの起源などを展示から学ぶことができて興味深かったです。また同じ民族でも住む地域によって服が微妙に違ったりすることも分かりました。

この博物館は少数民族だけでなく、キン族の生活様式に関する展示も多く、一世代前の日本のよう。今回は母も一緒だったので「こういう自転車、ミシン、レコードプレーヤー、うちにもあったわ。」というセリフが多く、戦後の日本も同じような感じなのねと実感しました。戦後に配給制度を使用していたのも一緒。

この民族学博物館、ちょっと中心から遠いけれどハノイに行く機会のある方にはお薦めします。

  1. 2007/03/24(土) 23:45:30|
  2. 観光
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ハロン湾

ベトナムの世界遺産の一つ、ハロン湾に行ってきました。
ハノイから車で3時間、ハロン湾に付いて船に乗ったらもうお昼過ぎ。観光用の船に乗り、まずは昼食。ここは海で採れるシーフードが有名で、殻付きのシャコ(下写真)、カニの詰め物、イカの炒め物などが出てきました。食事が終わったら、2階の甲板に出て外の景色を楽しみに。

シャコ

ここは海の桂林と呼ばれるくらい、小さな島が海面に浮かんでいます。ガイドさんの説明では島の数は2,000以上らしいけれど、ちょっと調べてみたら「中国がベトナムに侵攻してきた時、龍の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている」そうです。ちなみに漢字では「下龍湾」と書くそうです。

この日は曇りで時々小雨が降るというあいにくの天気だったけれど、それもまたいいのかな。厚い雲と霧のかかった風景はとてもアジア的。

私たちが乗った船 ハロン湾クルーズ

2時間ほどクルーズを楽しんでから、鍾乳洞のある島に到着(左下写真)。今回は日帰りツアーだったから小さい洞窟しか見られなかったけれど、このハロン湾には他にも大きな鍾乳洞があるようです。中はすっかり観光用にライトアップされていて、なぜか赤や緑、青の光が混在して不自然な感じ。そして外国人観光客でいっぱい。

鍾乳洞 ハロン湾、岸近く

歩きながら聞いていたガイドさんの話(日本語?)がとても面白かった。観光開発が進み、島の中の動物たちが減っているという話で、「蛇もたくさんいたのに減りました。たくさんの蛇がお酒の瓶の中、入りました。」ちょっと表現が面白かったので笑ってしまったけれど、なるほどね、確かにハノイには蛇の入ったお酒がよく売られている。自然遺産だから観光もいいけど大切にしないとね。

  1. 2007/03/23(金) 23:13:59|
  2. 観光
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ハノイ観光

火曜日から友人がハノイに来ているので、こちらも休暇をとって一緒にハノイ観光。昨日は以前に紹介したシルク村に行ったり、お店を観て回るお買い物デーになったので、今日はひたすら観光。

朝、少し早めに起きて午前中しか入ることが出来ないホーチミン廟へ。1月にも一度トライしたことがあったけれど入れなかったのは、入口を間違えていたからみたい。

今回は観光客と社会科見学と思われる小学生の列に混ざり、無事にホーチミン廟まで入ることができた。ここはベトナム人にとっては国の英雄であるホーチミンの遺体が安置されている神聖な場所。カメラ、携帯電話の持ち込みは禁止で、服装や見学態度も細かく注意される。私はおしゃべりを注意され、友人はジャケットのポケットに手を入れているところを警備員に注意された。中に入っても立ち止まることなく、静かに見学をしなければならない。中のガラスケースに安置されていたホーチミンは、真っ白な肌をしていてまるで蝋人形のよう。
国の偉大なる指導者をミイラにして見学させるって、日本ではちょっと考えられない発想だなぁ。そして、小学生が教師に連れられてこういう場所に来るのだから、ベトナム人の中でホーチミンのことを悪く言う人がいないのも納得。一度は行ってみたいと思っていた場所なので、無事に入れてよかった!その後は順路に従って、ホーチミンの家を見学。

次はホーチミン廟近くの軍事博物館。これまでの戦争で使用されてきた武器や、戦争中の写真、作戦地図などが展示してある。外にはベトナム軍によって打ち落とされた米軍戦闘機のオブジェ(壊れた戦闘機の破片を集めているもの)があったりして、この国がつい最近まで戦争をしていたことを思い出させてくれる。もう少し細かい英語の説明があるとうれしかったな。今朝は早起きをしたので、博物館内にあるハイランド・コーヒー(ベトナム版スタバ)で朝食。墜落した戦闘機のオブジェとミサイルを見ながら食事っていうのもどうかと思ったけれど・・・。

腹ごしらえをして、次は美術博物館(下写真)。古い西洋風の建物で、中には版画、絵画、彫刻の美術品が展示されている。絵画は比較的現代のものが多く、アオザイを来た女性はやっぱりきれい。仏像も日本のものとは違って、ガリガリに痩せているものが多い。一部、少数民族の伝統衣装や小物を展示する場所があって、カオバンで仕事をしている私には興味深いものだった。事務所のスタッフはほとんどがターイ族(Tay)だし、調査で地方に行った時は伝統衣装を着るモン族、ザオ族、サンチ族などを見てきたので親近感もあるし。地下には焼き物もちょっとあって意外と見応えがありました。

美術博物館

さてさて次は、ホアロー収容所(下写真)。かつてフランスの植民地時代に政治犯を収容していた場所。中にいる作り物の囚人たちがやけにリアルで恐い・・・。独房や死刑囚の収容所、処刑に使用されたギロチン台など、かつての惨劇を想像させる。排水溝から脱獄して政治活動に復帰した人、後に解放された人などの結束は今でも堅いだろうな。
ベトナム戦争中にはアメリカ人捕虜が収容されていたようで、フランスがしたことに対してベトナム人はアメリカ人捕虜を手厚く扱いました、と言いたそうな展示内容だった。本当かどうかは知らないけど。
昔は通りの一角すべてが収容所だったけれど、現在は一部を残してハノイタワーという高層ビルが建っている。かつて収容所だっただけあって、ここはお化けが出ると有名な場所。日本で言う高級マンションだけど、こういうのを見ちゃうとあんまり住みたくないなぁ。

死刑囚房

一通り見たい場所に行って、時間も残り少なくなったので母と兄が宿泊するホテルに行き、2人の到着を待つことに。普段カオバンにいることもあって、ハノイの観光はあまりしていなかったけれど、1日あるとかなり色々行かれるんだね。しかも途上国でうれしいのは、博物館等の入館料が安いこと!ヨーロッパや日本では1,000円前後が普通だから、たくさん行こうと思うとそれだけでお金がかかるけれど、今日は20,000ドン(約160円)という場所が多かったので、5ヵ所行っても1,000円以下。日本ももうちょっと安いといいんだけどな。

  1. 2007/03/22(木) 23:34:13|
  2. 観光
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

また行って来ました

一緒にCao Bangにやってきたスティーブのリクエストで、以前も紹介したバック・ボー(Pac Bo)に行って来ました。これで3回目(!)。出発前に雨が降っていたこともあり、着いてみると観光客はほとんどなし。こちらも夏に比べたら涼しくなりました。

一通り洞窟などの見学をして、持ってきたパンや果物を広げて簡単なピクニック・ランチ。またまたスティーブのリクエストで、遊歩道から外れ田んぼを越えて、川の方へ。

ピクニック・ランチ

帰り道に撮った写真を数枚紹介。実はこの写真はスティーブが撮ったもので、女性たちを写真を嫌がられて撮るのに苦労していました(笑)。下の写真は中でも彼女たちの顔が写せたほう。

女性たち 田んぼと水牛


  1. 2006/09/09(土) 22:22:55|
  2. 観光
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ